第5回(2008年)

第5回眼瞼・顔面けいれん友の会例会報告

日時 2008年9月13日(土) 午後1時~3時30分
会場 興和創薬ホール(新日本橋)

参加者数 185名(内、付き添い28名)

プログラム(13:00~15:30)

患者体験談「病気に名前をもらえた日」
  米沢富美子氏(慶應義塾大学名誉教授、京都大学理学博士)

講演「眼瞼・顔面けいれん患者さんの心理とそのあり方」
  若倉雅登先生(井上眼科病院院長)

講演「病気の現状と様々な対応について」
  清澤源弘先生(清澤眼科医院院長)

質疑応答
  若倉雅登先生、清澤源弘先生、藤江和貴先生(井上眼科病院医師)/span>

当会の活動とお願い


準備した椅子が不足するのではというほどの参加があり、徐々にこの病気が認知され、友の会例会が期待されていることを実感しました。

患者体験談での米沢富美子氏の話は目の過労から発症し、たくさんの病院を渡り歩いた後、ようやく若倉先生の診断で「眼瞼けいれん」との名前をもらえたという体験談でした。

続いて、フジテレビで2007年9月4日に放送された「目が開かない悪夢、苦悩と戦う女性たち」を視聴しました。

若倉先生は病気に対して前向きに取り組むことの大切さについて話されました。
患者の心理として①くよくよタイプ②人のせいタイプ③捨て鉢タイプ④何でもためそうタイプ⑤あきらめタイプ⑥受け入れタイプがあること。病気と闘っては駄目、いかに共存していくかを考えるべきだと云うことでした。
また、「病気との付き合い方のヒント」として、病気と自分の受容状況の分析、マイナス要素の取り除き、関心のあることへの集中、張り切り過ぎない、自分以上の苦しみがある方の例に思いを馳せる、理解者への感謝、理解者を増やすことなどについて話されました。

清澤先生はご自分の患者さんの統計データ等を用いて病気の現状と様々な対応について実例混じりのお話をして下さいました。

最後に病気についての様々な質疑応答が行われ、先生方から丁寧な回答を頂きました。

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